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導入事例

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【東広島市】大学と地域の移動を便利にする産官学連携モビリティサービス

広島県の東広島市は、広島大学や中国ジェイアールバス、芸陽バス、MONET Technologiesと共に、2019年10月より広島大学とその周辺をつなぐデマンド車両と、大学と新幹線東広島駅までをつなぐ定時路線の実証実験を開始、大学生や周辺住民の移動利便性の検証を行っている。

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地域の課題

東広島市は、赤瓦のある田園風景や、灘・伏見と並び称される銘醸地西条の酒蔵通りなど伝統的な景観が広がる一方で、大学や試験研究機関が数多く立地し、先端企業が集積することで豊富な知的資源や人的資源を有する街です。合併によって市域が大きく広がり、中心部においては人口増加が続く一方で、周辺地域では過疎化・高齢化が進展しており、人口動向の特色と相まって、移動に関するニーズも大きく異なっています。
実証を実施している、広島大学が立地するエリアは交通の結節点であるJR西条駅や新幹線東広島駅から路線バスによる移動が可能ですが、移動利便性が高いとは言い難く、周辺地域においてはコミュニティバスが運行されているものの、交通空白地域を解消するには至っていません。
広島大学の周辺地域においては、留学生を含めた多くの大学生が生活していますが、その多くが徒歩や自転車、マイカーに頼っており、大学構内は自動車や自転車が溢れ、事故の可能性も高まっています。このエリアへの自動運転車両の導入に向けて、大学構内を仮想市街地、大学周辺を仮想郊外と位置付けることで、それぞれの特色を洗い出し、自動運転車両および移動サービスの社会実装と、市域全域へのサービスの展開が検討されています。

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ソリューション

実施エリア 広島大学周辺
実証期間 2019/10~
利用者 大学生、大学関係者、来訪者、地域住民
車両台数 1台(+定時路線1台)
運行システム MONETオンデマンドモビリティ(セミデマンド)
運行事業者 中国ジェイアールバス 芸陽バス
協力団体 広島大学

<広島大学周辺の移動利便性向上のためのデマンド車両と定時路線車両>

大学構内と周辺地域に設けた乗降ポイント間を走るデマンド車両と定時路線車両の2台を設定。
スマートフォンアプリからの予約情報※をもとに大学関係者や地域住民の移動需要を捉え、最適なルーティングで目的地までの移動手段を提供します。

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※ご自身のスマートフォンにインストールした「MONETアプリ」を使って、 時間/出発地と目的地/乗車人数を指定して予約することができます。

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(アプリ上のマップで出発地と目的地を選択、乗車希望時間と人数を入れて予約)

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自治体の思い

広島大学の統合移転を契機に市制施行した本市にとって、大学周辺の交通利便性の向上は長年の課題です。また、今回の実験は未来の自動運転車両の導入にも繋がるものであり、AIやIOTを活用した行政課題解決の第一歩となることを期待しています。

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交通事業者の声

広島大学周辺で行われている実証実験に参画していますが、自動運転などの新しいサービスが実施できる頃には、お客様に対して利用しやすい交通サービスが提供できることを期待し、今後も関係する方々と連携した取り組みを行いたいと思います。

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利用者の声

初めてオンデマンドシステムのバスを利用したのですが、凄く便利でした。
乗車場所、乗車時間、降車場所を自由に選ぶことができるので、その日の予定に合わせた利用ができました。
予約方法もスマホのアプリから簡単にできるので非常に利用し易いです。

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