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導入事例

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【静岡県駿東郡小山町】ニーズに応じた柔軟なコミュニティバス。オンデマンド+定時定路線の組み合わせで、子どもから高齢者まで、誰でも自由に移動できるまちに。

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導入前

・以前のコミュニティバスは、各地区と町の中心に位置する公共施設(生涯学習センター)とを結ぶルートで設定されており、地区間の移動は公共施設での乗り換えを前提とした運行になっていた。しかし、費用面の理由から便数が少なく、乗り換えの待ち時間も長いことから、利便性が低く、特に日中は乗客なしで運行するバスが目立っていた。
・利用者の年齢や居住地などによって利用目的が異なるため、各交通機関と連携を図りつつ、ニーズに応じた柔軟なコミュニティバスの運行が求められていた。


導入後

・オンデマンドと定時定路線型の運行を組み合わせたことで、需要に応じたきめ細かい効率的な運行が可能になり、乗り換えによるストレスが無くなった。また、町民からの要望に応じた運行エリアの拡大(バス停の追加)に対してスムーズに対応できる体制が整った。
・利用者の出発地・目的地の傾向が出にくい日中はオンデマンドバス、利用者・目的地などが特定しやすい朝・夕方は定時定路線、とそれぞれの運行形態のメリットを生かした対応が可能となった。また、町内の鉄道・路線バス・高速バスなどの他の交通機関の拠点をオンデマンドバスのバス停とし、各交通機関の運行時間に沿った柔軟な交通網が確立された。

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以前のコミュニティバス(全線定時定路線)を全面的に見直し、2020年4月からオンデマンドによる運行を導入しました。通勤・通学者の利用が集中する時間帯には定時定路線の運行を維持し、オンデマンドによる運行は、高齢者を中心に行き先や時間帯の傾向が出にくい午前8時半~午後4時に運行しています。

定時定路線のバスは、概ね午前5時~8時、午後3時~8時に運行し、主な利用者である学生に合わせ、学校の日課に応じて曜日ごと・季節ごとに時間を変えて運行しています。また、早朝・夜間の便については、町外に通学する高校生を主な利用者と想定して町内の鉄道駅を経由しており、忙しい時間帯の保護者の送迎にかかる負担軽減を狙っています。
オンデマンドバスは、2021年4月から運行エリアを拡大し、町内全域と、隣接する御殿場市内の主要な病院などで乗降できるようになり、最短で30分後に予約を入れることができるようになります。また、利用の少なかった夕方の定時定路線のバスを廃止する代わりに、運行時間を午前8時~午後6時に延長します。このことから、今後学生の利用も見込まれることを想定して、小・中学生、高校生の運賃をそれぞれ100円、200円に値下げしています(定時定路線のバスの運賃に合わせています)。

今後は、町域にとらわれず、より町民の生活圏を意識した広域的なサービスの拡充を目指します。

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