2024年11月21日
トヨタ九州宮田工場での「e-Palette」を活用した工場敷地内の移動サービスの実証運行に協力
MONET Technologies株式会社(以下「MONET」)は、2024年11月18日から2024年12月末まで、トヨタ自動車株式会社がトヨタ自動車九州株式会社(以下「トヨタ九州」)の宮田工場(福岡県宮若市)敷地内で実施する、「e-Palette(イーパレット)」を活用した工場敷地内の移動サービスの実証運行(以下「本実証」)に協力します。MONETは、May Mobilityが開発する自動運転技術のシステムの調達を行う他、走行における安全検証や評価、安全対策、運用体制の構築などを行います。
本実証では、トヨタ九州宮田工場の敷地内の1周約 3.4 kmのルートに5カ所のバス停を設けて、「e-Palette」が運転の自動化レベル2※で1日12便を運行します。自動運転技術の実用化に向けた安全性の検証を行うとともに、工場で働く従業員の移動負荷軽減の有効性を検証します。
MONETは、本実証から得られたさまざまな知見を生かすことで、「街の景色を変え人々の暮らしを支えるモビリティサービスを実現する」という「e-Palette」のコンセプトを形にしていきます。
本実証で自動運転技術のシステム提供を行う企業のコメントは以下の通りです。
May MobilityのCEO 兼 創業者のドクター・エドウィン・オルソン氏は、今回の本実証に関して次のように述べています。
「今回の取り組みは、『e-Palette』を、弊社の自動運転技術を用いて走行させる初めての実証です。『e-Palette』によって、乗客の収容能力が向上した自動運転ソリューションを提供することが可能になります。トヨタ九州宮田工場で働く従業員の方々の構内移動における利便性を向上させる取り組みに、MONETと共に参画できたことを誇りに思います」
※ アクセル・ブレーキ操作およびハンドル操作の両方が、部分的に自動化された状態。
■運行の概要
対象者 | 宮田工場で働く従業員 |
運行本数 | 12便/日 |
速度 | 時速30km未満(構内速度制限に準拠) |
■実証で活用する車両
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