移動課題の解決と地域の価値向上に向けて、東京の有明地区などで自動運転技術を用いた移動サービスを2024年度後半に開始

MONET Technologies株式会社（モネ・テクノロジーズ、本社：東京都千代田区、代表取締役社長兼 CEO：清水繁宏、以下「MONET」）は、東京臨海副都心（有明・台場・青海地区）の公道で、自動運転技術を用いた移動サービスを2024年度後半に開始します。

MONETは、東京都による「自動運転の実装に向けた社会受容性向上支援事業」の推進区域^※1に設定されている有明地区と台場地区、青海地区で、トヨタ自動車株式会社のミニバン「シエナ」をベースに、MONET が調達した車両2台（運転の自動化レベル2^※2）を使用して、自動運転技術を用いた移動サービスを提供します。まず関係者向けの試乗を開始し、準備が整い次第、一般の利用者向けにサービスの提供を開始します。2024年度中は、乗車運賃は無料で、MONETがオンデマンドサービス向けに提供するアプリ「MONET」^※3で乗車予約が可能です。将来的には、さまざまな配車アプリから自動運転車両の乗車予約をできるようにする他、数十台の自動運転車両を遠隔で監視するシステムを開発し、車両の台数やサービス提供エリアを拡大する予定です。

MONETは、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金（自動運転社会実装推進事業）」の採択を受けており、東京都および関係省庁と連携して、自動運転サービスの社会実装に向けて取り組みを推進していきます。また、自動運転サービスの社会受容性の醸成に向けて、関係機関や地域と連携し、自動運転に関する各種イベントへの協賛などを行っていきます。

MONETは今後とも、地域と連携し移動の利便性と回遊性を高めることで、地域が持つ価値を向上させるとともに、その地域のニーズに合った最適な自動運転サービスの社会実装を進めていきます。

※1 東京都は、自動運転に係る行政手続きや関係者調整などを効率化させるとともに、社会受容性の向上に資する取り組みを支援するための区域として、推進区域を設定しています。
※2 アクセル・ブレーキ操作およびハンドル操作の両方が、部分的に自動化された状態。
※3 「MONET」のインストールは、以下のQRコードから

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Google Play（外部サイトへリンク）

■走行の概要（2024年度）

走行エリア	有明地区、台場地区、青海地区
乗車定員	5人（運転手を除く）
運賃	無料
速度	時速40km未満
予約方法	MONET が提供するアプリ「MONET」から予約
運行主体	MONET