乗降ステップや専用クーラーなどを搭載したMaaS向けの「ユニバーサルサービス車両」を提供開始

MONET Technologies株式会社（代表取締役社長 兼 CEO：清水 繁宏、以下「MONET」）は、乗降ステップや専用クーラーなどを搭載したMaaS向けの「ユニバーサルサービス車両」を開発し、2024年10月23日に全国の自治体や企業向けに提供を開始します。なお、提供形態は販売とレンタルの2種類を用意しています。

「ユニバーサルサービス車両」は、トヨタ ハイエースをベースとして、MONETが提供するマルチタスク車両の利用者の声を基に、車内の機能性向上を目指して開発したものです。大容量サブバッテリーを搭載しており、エンジンが停止した状態でもクーラーやヒーターを使用することが可能で、車内の環境を快適に保つことができます。また、手すり付き乗降ステップを搭載しているため、車高が高い車両への乗り降りに不安を抱える高齢者の方でも安心してご利用いただけます。さらに、オプションとして、車いす用電動昇降リフトを搭載することで車いすの利用者でもスムーズに乗り降りできるようになる他、車両へのアンテナの設置や無線LANルーターの設定なども可能で、安定した通信環境を確保することができます。これらの機能により、医療MaaSや行政MaaSなど、さまざまな移動サービスや新たな価値の提供に最適な車両となっています。

MONETは、今後も人とサービスがつながることによって住み続けたいと思える地域づくりに応えるため、MaaS車両のラインアップ拡充を進めるとともに、自治体や企業との連携を通して、MaaSによる社会課題の解決と新たなモビリティサービスの創出に取り組んでいきます。

■「ユニバーサルサービス車両」

■「ユニバーサルサービス車両」の特長

・エンジン停止時でもエアコンを使用可能
大容量サブバッテリーの搭載により、エンジンが停止した状態でもクーラーやヒーターを使用することが可能で、車内の環境を快適に保つことができます。

・スムーズに乗り降りしやすい仕様
室内格納式の乗降補助3段ステップ（手すり付き）を搭載しています。ステップの展開や格納は、レバーのみで誰でも簡単に操作できます。また、オプションとして車いす用電動昇降リフトを搭載することが可能で、車いすの利用者でもスムーズに乗り降りできるようになります。電動昇降リフトはリモコン操作のみで昇降が可能です。

・安定した通信環境の確保
オプションとして、車両へのアンテナの設置や無線LANルーターの設定などが可能で、安定した通信環境を確保することができます。

●「行政MaaS」はMONET Technologies株式会社の登録商標です。

●このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。