2025年7月14日
京都府宮津市での医療MaaSの本格運用に協力
MONET Technologies株式会社(以下「MONET」)は、京都府の宮津市が2025年7月14日に開始する「宮津市医療MaaS事業」(以下「本事業」)の本格運用に協力します。
宮津市では、市民の高齢化に伴う在宅診療などの医療ニーズの高まりや医師の高齢化、地域の人口減少に伴う公共交通の変化などにより、医療機関へのアクセシビリティの向上が求められていました。宮津市は、こうした中で、将来にわたり安心して医療が受けられる地域づくりを目指し、2022年11月21日から2023年2月15日まで本事業の実証実験を実施しました。実証実験を通して、患者の通院負担の軽減や医師の高齢化により困難となる訪問診療の代替手段としての可能性に寄与するなどの効果が確認できたため、2024年度に通信・医療機器などの整備や、サービススキームの見直しを行い、このたび本格運用を開始します。本格運用では、これまでの内科診療に加え、新たに産婦健診も実施します。
MONETは、本格運用にあたり、医療MaaSの専用車両を提供するほか、医療機関などとの連携のもと、本事業の推進に向けてアドバイザーとして宮津市に協力いたします。
■「宮津市医療MaaS事業」の本格運用の概要
運行開始時期 | 2025年7月14日 |
内容 | 宮津市に住む患者宅に医療MaaSが訪問し、京都府立医科大学附属北部医療センターの医師がオンライン診療を行います。オンライン診療では、慢性期疾患の診療に加え、産婦健康診査も受診していただけます。 |
対象者 | 宮津市民の方 |
対象エリア | 宮津市内全域 |
実施体制 (順不同) | ・宮津市:実施主体 ・京都府立医科大学附属北部医療センター:オンライン診療、産婦健診 ・MONET:事業実施の企画・運営、医療MaaS車両の提供 |
■事業で活用する車両の写真

車両の外観

車両の内観
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