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導入事例

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【岩手県北上市】「北上市モバイルクリニック推進事業」の実証実験を実施

実証前

医療機関が不足する地域において、自宅の近くに病院がない、家族に送迎を頼むのが申し訳ない、タクシー代が高くて大変など、通院負担を感じている住民が多くいた。


実証後

医療機器などを搭載した車両が患者宅付近に出向いて車内でオンライン診療を行うことで、患者の通院負担がなくなった。また、家族を病院へ送迎していた方の負担も軽減された。

※本実証実験は2023/2/22まで実施予定です。

岩手県の北上市は、高齢化が進みつつある他、市の中心部に医療機関が偏在しており、高齢者などの通院負担が課題となっています。そこで、患者の通院負担を軽減することを目的に、MONETのマルチタスク車両を活用して「北上市モバイルクリニック推進事業」の実証実験を行っています。この事業は、医療機器などを搭載したマルチタスク車両が患者の自宅付近まで向かい、看護師によるサポートの下、車内でオンライン診療を行うものです。

日々の通院のうち、月1~2回の受診をオンライン診療に切り替えることで、患者やそのご家族の負担を軽減することができます。通信機器や医療機器の操作は看護師が行うので、機器の操作に慣れていない高齢者でも安心して質の高いオンライン診療を受けることができます。また、看護師の運用の負担を軽減させるため、ケーブル類の接続を分かりやすくしたり、車内備品を充実させたりといった工夫を行いました。

実証実験の参加者に実施したアンケートでは、「通院のタクシー代往復6,000円が大変だったので助かる」「薬も自宅まで届くから大変ありがたい」などの喜びの声をいただいています。

マルチタスク車両
車内のイメージ
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